虫歯になりやすい子供の3つの特徴

虫歯になりやすい子供さんの3つの特徴を、ご存知でしょうか?

それは・・・

1) 仕上げ磨きをしてもらっていない(小学4年生頃まで)

2) フロス(糸ようじ)を使う習慣がない。一本ずつ歯を磨けてない

3) 歯医者さんなどで、定期検診を受けていない

の3つです。

子どもが虫歯にならないために大切なことをご説明します。

 

その1 仕上げ磨きをする

仕上げ磨きはいつまですることが良いの?と保護者の方から聞かれることがありますが、虫歯予防という観点から考えますと、保護者による仕上げ磨きは小学4年生頃まですることをお薦めしています。

子どもさんはまだうまく歯ブラシが使えないことや、生えたばかりの永久歯は特に虫歯になりやすいので、仕上げ磨きで、親子一緒になって虫歯予防をしましょう。

 

その2 フロス(糸ようじ)を使う習慣や、一本ずつ歯を磨く意識を。

歯ブラシだけでは全体の60%の汚れしか取れないと言われています。フロス(糸ようじ)を使用することで、80〜90%の汚れを除去できると共に、歯間の汚れに対しても意識が高まります。

最近は、日本でもフロス(糸ようじ)を使う方が増えつつありますが、子どものうちから使う習慣を身につけ、虫歯予防をしていきたいものです。

関連ブログ:映画『プリティー・ウーマン』とフロス(糸ようじ)も合わせてお読みください

 

その3 定期的に歯医者で検診を受ける

定期的に歯医者さんで検診を受けることも大切なことです。大人以上に子どもさんは、初期虫歯を発見し、虫歯予防をすることが大事です。

子どもさんの虫歯に気づかず、虫歯が大きくなってから歯医者に来られる方も少なくないですが、その結果、治療が長引くことになってしまいます。定期的に歯医者で検診を受けることで、口を開けて治療を受けるという歯科検診自体に慣れることもでき、スムーズな治療を受けることができるようになります。

 
 

最後に・・・

子どもさんの歯を仕上げ磨きをすることで、生え変わりの様子など、思いがけない口腔内の成長を感じることができます。子育て時期はどうしても忙しく、慌ただしくなりがちですが、かけがえのない貴重な時間を親子で過ごすことができればいいですね。

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