皆様、こんにちは。
夏の暑さも和らぎ、陽が落ちるのもずいぶん早くなってきました。
そろそろ秋の気配を感じる時期となりましたね。
先日、院長と小児の口腔機能セミナーを受講してきました。
以前のセミナーはオンラインでしたが、今回は対面での受講でした。
やはり対面のほうが緊張感があり、知識をより吸収しやすく有意義な時間を過ごすことができました。
皆様は普段、お子様と話したり食事の様子を見ていて気になったことはありませんか?
例えば、”指しゃぶり”や、”舌を上下の歯の間から出す癖”は
出っ歯などの噛み合わせの不整につながります。
また、“口が常にぽかんと開いている状態“だと、
口の周りの筋力が弱くなり飲み込む力も弱くなったり、
口呼吸になるので風邪を引きやすくなったりします。
こうした状態に対して、適切な時期にトレーニングを行うことで、
口の周りの筋肉を整えることができ、きれいな歯並びや明瞭な発音、
安定した鼻呼吸、嚥下力(飲み込む力)の改善が可能になります。
トレーニングと言っても難しいものではなく、
遊びの一環として取り入れられるものもあり、
ご家庭で楽しく取り組めるものもあります。
お口の機能の発達途中のお子様の時期だからこそ、
将来に向けて食べる機能と話す機能を十分に発達させる手助けができると思います。
普段のお子様の様子を見ていて、少しでも気になることがあれば何でもご相談くださいね。
皆様のお力になれれば幸いです。