こどもの偏食に悩む親御さんへ、おすすめの一冊

子どもの偏食や食に関する悩みは、
子育て中の多くの親御さんが直面するテーマですよね。
この本は、小児科外来でよく相談される内容を
Q&A方式でわかりやすく解説してくれています。

乳児期のミルクや母乳に関する悩みから、
就学前の偏食問題まで、
子どもの成長段階に応じた食の悩みに丁寧に寄り添い、
具体的な対策を順序立てて提案しています。
親目線だけでなく、
子ども目線に立ったアプローチが特徴的で、
「こんな考え方もあるんだ」と視点を変えることで、
今までの悩みが少しずつ軽くなっていく
感覚を得られる内容です。

特に印象に残ったのが、こんな質問です。
「いろいろ工夫して調理しているのに
食べてくれないのは、親のせいでしょうか?」

本書では、子どもの嫌いな食べ物を
「モンスター」と表現しています。
その「モンスター」に対して、
「ちょっと気になる存在」
「遊んでみてもいいかな」と
子ども自身が思えるようになることが
解決のカギだと述べています。

また、親が子どもに対して食べ物を強制していないか、
言葉や態度に無理を感じさせていないかを
見直すことも重要なポイントだとされています。
嫌いな食べ物を擬人化・擬態化することで、
親近感を持たせる工夫が紹介されており、
この発想には新鮮さと面白さを感じました。

偏食に悩む親御さんにとって、
この本は「こうすればいいんだ」と
ヒントを得られる一冊になると思います。
悩んでいる方はぜひ手に取ってみてくださいね。

関連記事

  1. お盆休みの家族旅行

  2. liveで推し活してきました

  3. 土用の丑の日

  4. ご紹介カードをお配りしています

  5. ゴールデンウィークの楽しみ

  6. 感染予防のためのアームカバー設置しました

PAGE TOP