皆さん、こんにちは。よしだ歯科クリニックの院長、吉田です。
朝夕は急に気温が下がり、すっかり秋らしくなってきましたね。
今日は、意外と見落とされがちな「歯と歯の間の虫歯」についてお話しします。
実は、歯と歯の間の虫歯って思いのほか多いのです。
普段の歯磨きでは、歯の表面はきれいに磨けても、
歯と歯の間の狭い隙間まで歯ブラシの毛先が届かなく
それが虫歯につながることが多いのです。
でも、ご安心ください。
そんな歯と歯の間の汚れを落とすための補助用具があります。
それは「デンタルフロス」や「糸ようじ」と呼ばれるものです。
デンタルフロスは、細い糸状のもので、
歯と歯の間に通して汚れを取り除くことができます。
特に、歯周ポケットという歯と歯茎の間の溝にも入れやすいのが特徴です。
フロスには、糸だけの使い切りタイプもあれば、ホルダーがついたタイプもあります。
私たちは、お子さんの歯のケアにもフロスをおすすめしています。
特に、お子さんの仕上げ磨きの際に使うと効果的です。
「フロスって使い方が難しそう…」というお声も伺います。
当クリニックでは歯科衛生士が丁寧に
使い方をご説明しています。
フロスには「糸タイプ」「F型」「Y型」というものもあります。
「糸タイプ」は、通常50cmほどをカットし
両端を指で巻いて使います。
少し慣れが必要ですが、使いやすい長さでカットでき
一回当たりのコストが安いのでお勧めです。
「F型」「Y型」はその名の通り、
Fの形のボディに横に糸がついている
Yの形のボディに上に糸がついている
形状のものです。
お子さんの仕上げに使うのは、F型からという
パターンもよくあります。
フロスの選び方や使い方は、
仕上げをする方やお子さんに合ったものを、
歯の状態を見ながらアドバイスしています。
フロスを使うのは少し手間がかかります。
でも、続けていくことで虫歯になるリスクがぐっと下がります。
特にお子さんの場合、フロスを使って仕上げ磨きをすることで、
奥歯の虫歯をかなり防ぐことができます。
ちなみに、最近の調査によると、
歯磨きだけでなくフロスなどの補助用具も使っている方の割合は、
全体の約40%だそうです。
まだまだ少ない数字ですが、徐々に増えてきているようです。
フロスを使うのは確かに面倒に感じるかもしれません。
でも、その一手間が、お子さんの将来の歯の健康を左右すると思います。
お子さまの仕上げ、そしてご自身でも
フロスを使った歯のケアを始めてみませんか?
使い方は、いつでも気軽に相談してください。
私たちがサポートいたします。
最後に、フロスの使い方や効果について
もっと詳しく知りたい方は、こちらのサイトもおすすめです。
参考にしてみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。